外国人との結婚後の在留資格の取得はますます大変になってきています。外国人との結婚成立後に入国管理局(入管〕に在留資格(これがないとたとえ結婚が成立していても日本では暮らせません)取得の申請をしますが、最近偽装結婚が頻発している影響で、審査が特に厳しくなっています。そのため、結婚が成立しているのに1年以上も離れ離れで暮らしていることも珍しくありません。実際、当事務所のお客様で3回目の申請でやっと認められたということもありました。その間実に1年半も日本と中国の離れ離れの生活を余儀なくされました。そこで、外国人と今お付き合いしている、またはお付き合いしたいと考えている方へ……
【心得その1】今はやりの外国人との写真お見合いだけでの‘いきなり結婚’はやめるべし。……少なくとも何回かは、お互いの国への行き来をして愛を確かめ合わないと無理。(たとえ本気でも、偽装と疑われます。)
【心得その2】2人の愛の記録はたくさん残すべし。……2人で写った写真、やりとりした手紙、かけた電話の通話記録など、何でもいいから残しておいたはうがいいです。
【心得その3】できることなら結婚前にお互いの母国語を学習しておくべし。……偽装と疑われたときに語学学校に通っている証明書を提出すれば、2人の愛は本物だと分かってもらえる可能性は高くなります。(上記、3回目で許可がおりた事例では最後にこの証明書がものをいいました。)
結婚成立から在留資格取得までは時間も手間もかかるというのが、正直な印象です。でも、愛があれば大丈夫。「間違いない!」
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