最近、仕事で調べる機会があったので、美人の湯についてのうんちくを・・・・・。
皆さん、「日本三美人の湯」ってどこだかご存知ですか。答えは龍神温泉(和歌山県)、湯の川温泉(島根県)、川中温泉(群馬県)です。美人の湯の条件とは、弱アルカリ性でナトリウムイオン、カルシウムイオンを多く含むことだそうです。何でもそのアルカリ環境のなかで、肌の表面にある脂とナトリウムイオンが結び付いて、石鹸のような成分を作り、それがぬるぬる感と洗浄作用をもたらすのだそうです。そこで、今回の教訓。
【その1: 温泉に行く時間とお金のない人は、自分で美人の湯を作るべし!】
上記項目が美人の湯の条件であるなら、自分で重曹と炭酸イオンあたりを買ってきて美人の湯を作ってみてはいかがでしょうか。ただ、まだ個人的に作って試したわけではないので効果のほどはわかりません。
【その2: 温泉を究めることは、歴史を究めることなり!】
それぞれの温泉の開湯の歴史を調べたら、出てきました、歴史上の有名人。弘法大師に出雲の神話の大国主命、紀州藩主の徳川氏にはたまた源頼朝の家臣まで。温泉の歴史を巡るツアーが好評になると思っているのは私だけでしょうか。
【その3: 温泉街、観光地の方々へ!】
「日本三美人の湯」のように”日本三”とか”日本三大”とかをうたっているところはたくさんあります。先に言ったもの勝ちというのも聞いたことがあります。そこで、温泉街、観光地の皆様方、何か自慢できるものがあればどこか2カ所をお誘いあわせの上、”日本三大”を声を大にして言ってみてはいかがでしょうか。思わぬ営業効果が出るかもしれませんよ。
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