固定金利は最初に決めた利率が満期時まで変わらず適用されます。変動金利は預入後、定期的に金利が見直されます。預貯金の場合、現在は低金利だがこれから上昇しそうなら変動金利型を選ぶといいでしょう。ローンの場合は反対に、これから金利が上昇しそうなら固定金利を選ぶといいでしょう。
フジテレビとライブドアの争いで、聞いたことがある方も多いと思います。
あらかじめ既存の株主に、新規発行の株式を購入できる権利である新株予約券を割り当てておき、敵対的な買収者が現れた場合は、株式への転換を進めることで、敵対的な買収者の議決権比率を引き下げる方策です。現在は株主が転換するかどうかを判断するため、必ずしも防衛策にならないとの指摘がありますが、政府が検討中の新しい会社法では、会社側の判断で転換できることとなります。
キャッシュフローとは、一定の期間における現金の流入と流出の差です。この差額が、損益計算書の利益と一致することはほとんどありません。その理由は、会計処理上の現金主義と発生主義の違いにあります。会計上の利益が上がっていても、すぐに現金が入ってくるとは限らず、場合によっては資金が不足してしまうこともあり得ます。このように、会計上の利益よりもキャッシュフローを重視する考え方を「キャッシュフロー経営」といいます。
ISOとは世界で初めて管理技術を対象にした世界共通の規格であり、民間が民間のためにつくった民間規格です。当該企業が規格に適合しているか否かは、UKAS(英国)やJAB(日本)など各国の審査機関が認定した第三者機関が審査して認証を与えます。ISO規格のなかで特に重要なのがISO9000(品質管理規格)とISO14000(環境関連規格)の2つです。
自前の力に頼るだけでなく、短期に効果的な事業の再構築を成し遂げるためにM&Aを活用している企業があります。M&Aには、「合併」 「株式譲渡」「営業譲渡」 「株式交換」などいろいろな手法があります。M&Aのメリットとして、買い手側にとっては、
1.自社に資源のない分野への多角化が可能になる、 2.規模拡大が図れる、などが挙げられます。
1.自社に資源のない分野への多角化が可能になる、
2.規模拡大が図れる、などが挙げられます。
また、売り手側にとっても、
1.後継者難の企業にとっては企業存続が可能になる、 2.大手企業の傘下で体力強化がはかれる、
1.後継者難の企業にとっては企業存続が可能になる、
2.大手企業の傘下で体力強化がはかれる、
といったことがあります。
法律上の婚姻関係外で生まれた子を、父または母が自分の子であると認める意思表示をいいます。任意認知と強制認知とがあります。任意認知とは、非嫡出子(法律上の婚姻関係にない父母から生まれた子)の父または母が、自らその子を自分の子と認めることです。
原則として戸籍上の届出によって効力を生じます。強制認知とは、子、その直系卑属またはこれらの者の代理人から、父または母を相手方として、裁判所に訴えをもってする認知です。父または母の死亡後でも3年以内であれば、訴えを提起することができます。